【2025参議院選挙】青森県選挙区には5人が立候補表明 自民・現職に新人4人が挑む構図 5人の訴えは 7月20日投票
参議院選挙は来月3日の公示まであと1週間です。
青森県選挙区には5人が立候補を表明していて、自民の現職に新人4人が挑む構図です。
県民のくらしを良くするために何を訴えていくのか。
決戦に挑む5人に聞きました。
3期目をめざす自民党の現職滝沢求さんは、県内各地で集会や支持者回りを重ね、組織固めを進めています。
★自民党・現職滝沢求 さん
「この物価高騰対策、地域の皆さんの暮らしをどの政党が守れるのか、自公連立政権しかないのではないですか」
県議5期、参議院議員2期、環境副大臣などを務めた経歴を前面に出し、物価高対策として全国民に2万円の現金給付を含めあらゆる政策を講じると訴えています。
★自民党・現職滝沢求 さん
「今回の参議院選挙の争点は何と言っても物価高騰対策、18歳以下の子どもに(上乗せして)4万円低所得者の皆さんにも(上乗せして)4万円を給付する暮らしに困っている方々に速やかに給付していく」
立憲民主党の新人福士珠美さんは党の国会議員と連動しながら知名度向上や支持拡大を図っています。
★立憲民主党・新人福士珠美 さん
「今の変わらない政治を変えていきます この青森から政権交代の大きな風を吹かせます」
元民放アナウンサーの福士さんは生活者目線の政治を掲げ、
原則1年間とする食料品の消費税ゼロ%など給付と減税を組み合わせた物価高対策を訴えています。
★立憲民主党・新人福士珠美 さん
「1人あたり食料品の消費税半年分がだいたい2万円ということなので2万円の給付、生活費の中に占める割合がどんどん高くなっているので食料品に限っては消費税ゼロ%を実現させていきたい」
共産党の新人荻野優子さんは街頭にこまめに立ち、党の政策を訴え知名度向上をめざしています。
★共産党・新人荻野優子 さん
「声を上げれば社会は変わるし変えられるこれが私のスローガンです 今こそ声を上げて政治を変えるチャンスです」
共産党が独自の候補で戦うのは12年ぶりで、荻野さんは賃金が上がらず苦しむ人にとって、消費税5%への減税が不可欠だと訴えています。
★共産党・新人荻野優子 さん
「選挙の大争点に上がっている1つの消費税の問題暮らしが大変だという声とともに 共産党が出している消費税の廃止をめざして5%という政策は、すごく良いぜひやってほしい応援するという声をたくさんいただくことが増えた」
参政党の新人加藤勉さんは事務所開きで臨戦態勢に入ったあともミニ集会や朝のつじ立ちを重ねています。
★参政党・新人加藤勉 さん「隅から隅までくまなく回って参政党を広めていきたい」
元海上自衛隊の加藤さんは消費税の段階的廃止に加え、コメの価格高騰で消費者への支援も必要だとしています。
★参政党・新人加藤勉 さん
「参政党ははじめから段階的に最終的に消費税の完全廃止です」
「コメのクーポンの配布/配布で今をしのぐ」
「今の値段のままで消費者が買いやすいようコメのお金の支援をする」
政治団体「NHK党」の新人佐々木晃さんは物価高対策としてガソリン税の廃止などを掲げています。
参議院選挙は来月3日公示20日に投票が行われ、衆議院では少数となった与党が、参議院の過半数維持に必要な50議席を獲得できるかが最大の焦点となります。