「借金があり金に困っていた」自分名義の銀行口座を他人に売った隊員を停職処分 航空自衛隊三沢基地

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青森 2025.06.30 11:29

航空自衛隊三沢基地は他人に銀行口座を売った隊員を停職処分にしました。

きょう付けで停職30日の懲戒処分を受けたのは、航空自衛隊三沢基地第3航空団整備補給群修理隊に所属する20歳代の空士長です。
空士長はおととし9月と10月に自分名義の銀行口座を3つ作り、それぞれ他人に売ったということです。
三沢警察署の捜査で発覚し、ことし6月には詐欺の罪で青森地方裁判所十和田支部から懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決が言い渡されています。
空士長は自衛隊の調べに対し、「借金があり金に困っていた。自らの行為を悔いて深く反省しています」と話しているということです。
航空自衛隊三沢基地の藤田輝章司令は「このような事案が再び起こらないよう引き続き規律維持に努めてまいります」とコメントしています。