3年ぶりの渋川伝次郎賞に弘前市・齋藤力さん りんご産業への貢献をたたえる

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青森 2025.04.24 12:03

りんご産業への貢献をたたえる渋川伝次郎賞に独自の剪定理論で管理の効率化と安定生産を続ける弘前市の齋藤力さんが選ばれました。

渋川伝次郎賞に選ばれたのは、6.2ヘクタールの園地でりんごを栽培している弘前市下湯口の齋藤力さん66歳です。
齋藤さんはわい化栽培の剪定技術を独自で研究し、作業の効率化を進めながら高品質なりんごを育ててきました。
20年以上県りんご協会の特別講師を務め多くの生産者に指導するなど、りんご産業の発展に貢献してきました。

★渋川伝次郎賞 齋藤力さん
「率直にうれしい気持ちと責任の重さを感じる」
「りんご協会の若い人や後継者の人たちに、もしも自分の持てる技術が役に立つのであればいくらでも伝えていきたい」

渋川伝次郎賞の受賞者が選ばれるのは3年ぶりで。贈呈式は7月に平川市で行われます。