ペアーズで知り合った自称アメリカ人から暗号資産投資を勧められた20歳代の女性が433万円をだまし取られる
弘前警察署によりますと今月上旬、青森県内に居住する20歳代の女性は、マッチングアプリ「ペアーズ」を介して自称アメリカ人の「アレン」と名乗る男と知り合い、その後LINEアカウント「アレン」を友だち登録し、メッセージのやりとりを始めました。
4月13日に男から
・暗号資産投資で儲かっている。
などと暗号資産投資を勧められ、投資運用サイト「SLEX」を登録した上、暗号資産取引所アプリ「コインチェック」で、2万7,902円相当の暗号資産「イーサリアム」を購入し、男から指定されたアドレスに送金しました。
送金後サイト上で利益が出たことから女性は更に利益を得るため、4月14日から18日までの間4回にわたりコインチェックで合計431万1,198円相当のイーサリアムを購入し、指定されたアドレスに送金しました。
その後女性が利益の出金手続をしたところ、SLEXのカスタマーセンターから
・出金に係る税金費用として130万円必要である。
と更に現金を要求されたことから不審に思い、警察署に相談し、詐欺の被害に気付いたということです。
警察は投資話において「必ず儲かる」等と話し、投資を勧めてくる場合は詐欺の可能性があるとして注意を呼びかけています。