営業終了した“村唯一”のガソリンスタンド 「公設民営」での維持を検討 青森県風間浦村
風間浦村は先月末に営業を終了した村内のガソリンスタンドについて、村民の生活や防災などの側面から設備を譲り受けて民間に運営を委託する「公設民営方式」での施設の維持を検討しています。
風間浦村には村に唯一のガソリンスタンドがありましたが、後継者がおらず先月31日に閉店しました。
このガソリンスタンドはこれまで住民の家や車、漁師の漁船のほか、4年前の大雨災害のときには復旧作業にあたる重機にも燃料を供給してきました。
閉店を受けて、村は今後設備を譲り受け、民間に運営を委ねる公設民営方式での維持を検討しています。
村は先月13日と14日に福島県と宮城県にある「公設民営」のガソリンスタンドを視察していて、運営や公募の方法などについて調査していました。
★風間浦村 冨岡宏村長
「村になくてはならない施設だと思っています」
「空白や休みの期間を1日でも少なくできるように対応していきたいと思っています」
県内でガソリンスタンドがない市町村は、風間浦村のほか西目屋村となっています。