旧会津藩のゆかりの自治体が災害協定 青森県からは「むつ市」と「三戸町」が参加
旧会津藩のゆかりの自治体が災害時にお互いに円滑な支援ができるよう協定を結び、県内からはむつ市と三戸町が参加しました。
協定の締結式は、むつ市や三戸町など、旧会津藩のゆかりの地福島県の会津若松市と、交流のある国内12の市と町がオンラインで行いました。
各自治体はこれまで観光イベントなどで連携してきましたが、国内で相次ぐ災害についても連携していこうと、去年から協定の締結へ準備が進められてきました。
協定では地震や水害などの発生で多大な被害が起きた場合、食糧や水といった物資の提供や、復旧に必要な職員の派遣などを通してお互いに支援します。
★むつ市 山本知也 市長
「災害が起きる規模によりますけども、比較的遠いエリア東北だけではなく、全国各地と連携しておくことで災害のない地域から支援をいただけると」
「相互に友愛の精神をもって災害に対する備えをしていきたいと思います」
むつ市は戊辰戦争のあと会津藩士がたどり着いた地で、今も子孫が多く住むことなどから、1984年に会津若松市と姉妹都市の盟約を結んでいます。