勤務時間外の飲食や娯楽にしつこく誘った職員を懲戒処分 公文書を家に持ち帰った職員も 青森県・五所川原消防本部
五所川原消防本部は個人情報が記載された書類を正当な理由無く自宅に持ち帰った職員と、部下をしつこく誘うなどした職員をそれぞれ減給と戒告の懲戒処分にしました。
減給4か月の懲戒処分を受けたのは、五所川原消防本部に勤務する40歳代の主査級の職員です。
ことし4月、職員の名前や住所などが記載された書類を家族が自宅で発見し、返還しました。
書類は2021年度の人事異動の際に誤って持ち帰ったもので、個人情報の流出などは確認されていないということです。
ほかにも部下の職員に対して、本人の意思を確認せず勤務時間外の飲食や娯楽にしつこく誘ったほか、勤務中にも不適切な対応をしていたとして、消防署に勤務する50歳代の課長補佐級の職員を戒告処分としました。
黒川隆二消防長は「指導を徹底し信頼回復や再発防止に努めます」とコメントしています。