「日本の食卓を救う」宮下知事が小泉農相に青森県産米の“増産”報告 令和7年産は2万5,000トン増産の見通し「国全体を大きく動かしていく」

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青森 2025.07.02 19:29

宮下知事と小泉農林水産大臣が、東京でコメの増産について意見を交わしました。
宮下知事は県産米の増産が可能という見通しを伝え「日本の食卓を救う」と述べました。

★宮下知事
「きょうはありがとうございます 青森県産米が日本の食卓を救う日来た」

★小泉大臣
「本当ですね」

宮下知事は農林水産省に小泉大臣を訪ね、県産米の増産について意見交換をしました。
この中で10アールあたりのコメの収穫量が全国1位や農業生産額が全国7位で、コメ以外にも野菜や果物などがバランス良く生産しているなどと説明しました。
また持参した県産米3品種の特徴を伝え、令和7年産は2万5,000トン、令和8年産はさらに1万2,000トンの増産が可能との見通しを報告しました。
小泉大臣は…。

★小泉 農水相
「作っていいんだとそういったことを前向きに捉えていただけるようなセーフティネット作りも含めてしっかり進めますので、どうかこれから青森県が日本の食を支えていくんだと、そういった思いでともに頑張っていきたいと 私も『まっしぐら』政策を進めていきますから」

コメを巡っては、きのう石破総理大臣が今年産から増産する方針を発表しています。
面会を終えた宮下知事は…。

★宮下知事
「いち早く一地域ではありますが協力の姿勢を示したということは、国全体を大きく動かしていく、そういうきっかけになればいいかなという風に私は思っています」

県内では4月末日現在、主食用米の作付面積は4万2,100ヘクタールと前の年から4,900ヘクタール増えています。