信号機をリモコン操作も…熱中症対策が義務化されて1か月 “炎天下”で働く警備会社の対策は?

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青森 2025.07.07 20:00

★青森放送 成田栞寿 記者
「じめじめとした暑さの中、空調ベストを身につけるなど暑さ対策をした警備員が道路の誘導を行っています」

熱中症対策が義務化されて1か月。
弘前市の警備会社では熱中症対策に取り組んでいます。
夏場警備員に気温や湿度、風速などを考慮した「暑さ指数」を伝達しています。
またサングラスやファンで服の中に風を送るベストなど冷却グッズも用意しています。

★警備員
「(暑さは)厳しいですね、正直こういう対策を取ると軽減されるのかな」

工事用の信号機を使用する際は炎天下のなかでも交通誘導員を配置する必要がありました。
今年度からは信号機をリモコンで操作できるシステムを県内で初めて取り入れました。
日陰でリモコンを操作することで炎天下を避けることができるようになりました。

★津軽警備保障 三上民哉 常務執行役員
「社員の安全を守ることが住民を地域を守る仕事につながると思いますので炎天下で働く方々の見本になるようにこれからも努めて参ります」

厳しい暑さが続く中、働き手の健康を守る環境づくりに取り組むことが大切です。