ホースに残っていた「硫酸」を浴びる タンカーの乗組員が大けが 青森県八戸市

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青森 2025.07.10 18:06

10日午前、八戸港に着岸していたケミカルタンカーで、硫酸を積み込んでいた作業員が誤って腕に硫酸を浴び救急搬送されました。

救急搬送されたのはケミカルタンカー「くまの丸」499トンの65歳の男性乗組員です。
八戸海上保安部によりますと、男性乗組員は10日午前11時ごろ、八戸港八太郎1号埠頭に着岸していた貨物船で、同僚と硫酸の荷役作業をしていたところ、誤って右腕に硫酸を浴びました。
男性は熱傷の大けがをして八戸市内の病院に救急搬送されました。
意識はあり、命に別条ないということです。
八戸海上保安部によりますと、けがをした男性はタンクに接続していたホースを撤去していたところ、誤ってホースの中に残っていた硫酸を浴びたということです。
海上への硫酸の流出はありませんでした。