ロマンチックな雰囲気を出すため線を細く…新作の中型立佞武多「織姫と彦星」の面の書き割り 青森県五所川原市

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青森 2025.07.10 17:37

新作中型立佞武多の面の書き割りが五所川原市で行われ、織姫との再会を待つ彦星に魂を吹き込みました。

面の書き割りは制作場所の旧三好小学校で行われました。
来月4日開幕の五所川原立佞武多に出陣する新作中型立佞武多の題材は「織姫と彦星」、天の川を渡って2人が再会する場面です。
制作者の鶴谷昭法さんは、七夕のロマンチックな雰囲気を出すため線を細くし、全体的に柔らかい印象に仕上げました。

★制作者 鶴谷昭法さん
「いつもと違って優しいような感じにしようかなと思って描きました」

彦星が再会を待つ織姫の面の書き割りも近日中に行われます。

★制作者 鶴谷昭法さん
「いつも書いている目だときりっと力強く書くんですけども、やっぱり女性の目だと違う感じにしないといけないなと思っています」

鶴谷さんが制作するはじめての女性の立佞武多ということで、どんな表情になるのか注目です。
中型立佞武多「織姫と彦星」は、今月25日に組み立てをして完成する予定です。