女子ハンマー投げの村上来花選手(弘前市出身)が大会新記録で初優勝!陸上日本選手権で青森県勢が躍動

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青森 2025.07.07 19:42

陸上の日本選手権で県勢が躍動です。
女子ハンマー投げで弘前市出身の村上来花選手が大会新記録で初優勝を果たしました。

東京・国立競技場で開かれた陸上の日本選手権はことし9月に行われる世界選手権の代表選考を兼ねています。
5日に行われた女子ハンマー投げ決勝には、弘前市出身で九州共立大学の村上来花選手が出場。
去年の選手権は3位、おととしは2位だった村上選手。
1投目から64メートル91をマークしてトップに立つと3投目に特大アーチを描きます。
自己記録を6センチ更新する66メートル88は大会新記録!
悲願の初優勝を果たしました。

★女子ハンマー投げ優勝  村上来花 選手(弘前市出身)
「すごく嬉しいです」
「絶対1位というこの日のために、ずっと持ち続けてきた気持ちが(勝利を勝ち取った)要因だと思います」

一方、男子100メートル決勝には県庁の大上直起選手が出場。
大上選手は岩手県出身で、去年から県競技力向上対策本部に所属しています。
社会人1年目の去年は準決勝敗退に終わっていました。
追い風0.4メートルのレース。
スタートはオリンピック3回出場の桐生祥秀選手が飛び出しますが、8レーンの大上選手は後半に伸びを見せます。
桐生選手と僅か0.05秒差の10秒28で2位となりました。
大上選手は、「イメージ通りの走りができた」と話し、さらなる飛躍を誓っていました。