「突発的な犯行」か 同僚の殺人未遂容疑で技能実習生として働いていたベトナム人の男を送検 青森県五所川原市

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青森 2025.07.09 19:31

五所川原市で同僚の男性を刺した殺人未遂事件で、ベトナム人の男の身柄が検察庁に送られました。
被害者と目立ったトラブルはなく、一緒に酒を飲んでいたことなどから、警察は突発的な犯行の可能性が高いとみて調べています。

送検されたのは五所川原市梅田の解体作業員でベトナム国籍のグエン・バ・タン容疑者39歳です。
グエン容疑者は今月5日午後9時半ごろ、住んでいた会社の宿舎で同じくベトナム国籍で同僚の男性の左肩を、刃物のようなもので突き刺して殺害しようとした殺人未遂の疑いです。
現場からは血の付いた刃物が見つかっていて、グエン容疑者も右の首に切り傷を負っています。
会社の関係者によりますと、2人はおよそ1年半前から技能実習生として働いていましたが、これまで目立ったトラブルなどはなかったということです。

また2人は当時宿舎内でほかの同僚と一緒に酒を飲んでいたことなどから、警察は突発的な犯行とみて詳しいいきさつを調べています。