自衛隊機の不具合による三沢空港滑走路の一時閉鎖を受け青森県が再発防止を口頭で要請

17日に航空自衛隊三沢基地のEー2D早期警戒機1機が不具合を起こし、その影響で三沢空港の滑走路が一時閉鎖されたことを受け、青森県は航空自衛隊三沢基地司令に対し再発防止を口頭で要請しました。

警戒航空団飛行警戒監視群第601飛行隊に所属するEー2Dは17日午前11時10分ころ、三沢基地から南東約90キロ付近の太平洋上で油圧系統のトラブルが確認されたため、午前11時33分に三沢基地に着陸しました。
その際滑走路上で停止したため、およそ1時間にわたって滑走路が閉鎖となり、東京発着の便に遅れがでました。

以下、要請の内容です。




自衛隊機不具合に伴う三沢飛行場の滑走路閉鎖について

６月１７日に発生した、航空自衛隊三沢基地所属の自衛隊機Ｅ－２Ｄ×１機が１１時１０分頃に油圧系統の不具合を認めたため、１１時３３分に三沢飛行場へ着陸した影響で、一時的に三沢飛行場の滑走路が閉鎖となった事案について、下記のとおり要請します。

○ 航空機の運用に当たり、点検整備等、安全確保体制の確保に万全の措置を講じ、再発防止に努めること。