【全国初】生成AIを使った“医療支援” 音声入力カルテアプリ本格導入で医師や看護師の負担軽減へ 十和田市立中央病院

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青森 2025.07.08 20:24

生成AIを使った医療支援です。
十和田市の病院が医師や看護師の負担軽減に向けて音声でカルテの入力ができるアプリを全国で初めて本格導入しました。

生成AIを使った音声入力カルテアプリを全国で初めて本格導入したのは十和田市立中央病院です。
きょうは看護師たちが使い方などを練習していました。
使われているアプリは東京の医療系IT企業「TXPメディカル」が開発した「スピーチER」です。


このアプリは声を聞き取りスマートフォンに話した患者の状態を文字化して電子カルテに反映させます。また撮影した心拍数などの写真も読み取って文字化することができます。
電子カルテにキーボードで入力するよりも医師や看護師の業務負担が軽減されます。

★十和田市立中央病院 杉田純一 院長
「医療用語医学用語に関してしっかりと変換できますので」
「いままでかなりの労力をとられていました診察後だったり説明後だったりの電子カルテの入力時間これがかなり削減されるのではないかと思います」

病院では現在救急外来で運用していますが今後はほかの病棟にも広げていく予定です