「やっぱり後ろ姿って重要」浴衣でニーズ高まる日本の伝統技術『襟足そり』の魅力を紹介 青森県八戸市
和装の襟足を美しい形に整える「襟足そり」の講習会が八戸市で初めて開かれ、日本の伝統技術の魅力を発信しました。
講習会は「県理容生活衛生同業組合」が伝統技術を広く紹介しようと、八戸市のマチニワを会場に開きました。
理容や美容を学ぶ専門学校生をはじめ、現役の理容師や美容師など、およそ100人が参加しました。
講師を務めたスタイリストの小伏脇奈都子さんが「後ろ姿と美の関係性」と題して、江戸時代に始まったとされる女性の後ろ姿の手入れの歴史を紹介しました。
首の後ろのうなじの手入れには、髪型によって4種類の襟足そりの基本形があることなどを説明していました。
★スタイリスト 小伏脇奈都子さん
「後ろ姿って見えないしいいやっていう感じになっているのですけれど、やっぱり後ろ姿って重要だと言うことを、きょうはちょっとお伝えさせていただきます」
襟足そりはまつりシーズンに向けて浴衣を着る女性からのニーズが高まるとされ、参加した人が技術を学んでいました。