「7人死傷はかなり重い結果」一時不停止で事故を起こした被告が起訴内容を全面的に認める 弁護側の主張は… 青森県六戸町
去年9月六戸町の交差点で一時停止をせずに事故を起こし、7人を死傷させたとして過失運転致死傷の罪に問われている男の初公判が行われ、男は起訴内容を全面的に認めました。
過失運転致死傷の罪に問われているのは十和田市の無職 小笠原秀一被告21歳です。
起訴内容によりますと、小笠原被告は去年9月六戸町犬落瀬の交差点で軽トラックで一時停止せずに侵入し、福祉施設のワンボックスカーに衝突しました。
この事故でワンボックスカーに乗っていた4人が死亡、3人が重軽傷を負いました。
青森地方裁判所十和田支部で開かれた初公判で小笠原被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側は「小笠原被告が一時停止の標識と左右を確認をしないで交差点に進入したことで起きた事故で、7人死傷はかなり重い結果」と指摘しました。
弁護側は「小笠原被告は当時勤めていた会社で暴力を振るわれていて、そのことを考えながら運転して一時停止の標識を見逃してしまった」と主張しました。
次の裁判は来月22日に開かれます。