「青森県内にこのような素晴らしい施設があるとは…」キャンプ地“視察ツアー”でJリーグ関係者に好感触!?秋春制移行で誘致加速 青森県青森市

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青森 2025.06.24 20:16

2026年から「秋春制」に移行するJリーグです。
県内へのキャンプ誘致に向けた視察ツアーが、きょうから始まりました。

★青森放送 菅原厚キャスター
「Jリーグの関係者を乗せたバスが到着しました。これから施設グラウンドの視察が行われます」

県が企画したJリーグクラブのキャンプ誘致に向けた視察ツアーが行われたのは、青森市の新県総合運動公園です。
きょうから3日間の日程で、県内7つの市と町のグラウンドや宿泊施設を巡るツアーには2つのクラブが参加しました。
ピッチに入ると担当者は、さっそく芝生の感触を確かめていました。

★ガンバ大阪 安東太昊テクニカルダイレクター
「やわらかさと芝のクオリティがすごくいいですね」

芝の評価は上々です。
視察では競技場内にあるトレーニングルームやロッカールームなど、設備面も確認しました。

★青森放送 菅原厚キャスター
「メインの競技場からほど近いこちらの補助競技場でも視察が行われています」

運動公園の敷地内にあるほかの2つのグラウンドもあわせて視察しました。

Jリーグは世界基準に合わせて2026年から開幕が8月、終了が5月の「秋春制」に移行します。
このためキャンプは期間が6月と7月になるため、比較的冷涼な東北や北海道への変更が見込まれています。

プロチームのキャンプは地元への経済効果やレベルの高い技を間近に感じられる子どもたちへの好影響などもあり、青森市や弘前市、八戸市も誘致を表明しています。

★ガンバ大阪 安東太昊テクニカルダイレクター
「正直 青森県内にこのような素晴らしい施設があるということは知らなかったので驚きが第一声です」
「明日にでもトップチームを連れて来れるような環境が仕上がっているなと感じています」

★Jリーグクラブ担当者
「率直に言ってキャンプに適している。ここでやれたら素晴らしいキャンプができるのかなと思いました」
「いまのところ北海道と青森を頭に入れながら進めている状況」

視察ツアーは来月も行われ、3つのクラブが参加する予定です。