除排雪を『見える化』へ デジタル技術を使った除排雪体制改善へ始動 青森県青森市

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青森 2025.06.26 17:04

昨シーズンの豪雪を踏まえ、県はデジタル技術を使って道路の除排雪体制を改善するための初めての会議を青森市で開きました。

★宮下知事
「夏だからこそ準備できる期間だからこそ、こつこつ準備を重ねて、この冬さらにゆきみちDXとして進化した形ですね」

国や県、建設業界でつくる「青森ゆきみちDX推進会議」は、きょう初めて開かれました。
豪雪となった昨シーズン、県内では国や自治体といった管理の枠を越えて連携したスクラム除雪や、圏域を越えた除排雪支援など、新しい取り組みが行われました。
一方、県が市町村などの担当者に行ったアンケートでは、除排雪オペレーターなどの人員確保が課題にあがりました。

★県道路課 鈴木英宗課長
「除排雪を『見える化』しようとしています。オペレーターの人数や除排雪延長、かかる費用などこういったものをすべて可視化して、デジタル技術を使って具体策をつくっていこうと」

県は早ければ12月に改善策を実施する予定です。