【備蓄米】ブレンド米の店頭価格で青森県は「全国10位の安さ」 今年度産米は“まっしぐら”と“はれわたり”の作付け増!

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青森 2025.06.03 20:23

農林水産省は政府の備蓄米を含むブレンド米について、都道府県ごとの店頭価格を初めて公表しました。
青森県は3,380円と全国で10位タイの安さでした。

農林水産省はコメの価格の現状をより詳細に把握しようと、全国のスーパーやドラッグストアなどで備蓄米を含むブレンド米などの店頭価格を調査し、都道府県ごとの結果を初めて公表しました。
県内は5店舗で調査した結果、店頭価格の中央値は3,380円と全国で10位タイの安さでした。
全国では静岡県と三重県の4,280円が最も高く、最も安かったのは北海道の3,215円です。
コメの産地に近い地域が比較的安い傾向が見られました。

一方、気になる今年産米の動向は…。

★県農産園芸課 舘山元春課長
「令和7年産米につきましては青天の霹靂の作付け面積が若干減って、まっしぐら、はれわたりが増える結果となりました」

県の試算によりますと、コメの作付け面積は「まっしぐら」が去年より3,400ヘクタール増え3万4,200ヘクタール。
「はれわたり」は400ヘクタール多い6,600ヘクタールの見通しです。
去年産の概算金が上昇したことで生産者の意欲が増したと見られています。

★県農産園芸課 舘山元春課長
「令和6年産米は青天の霹靂とまっしぐら、はれわたりの生産者価格が縮小したことによって、収量が多く所得を確保できるまっしぐらを、生産者がそれぞれの経営判断で選択したものと考えております」

青天の霹靂の作付け面積は280ヘクタール減って2000ヘクタールの見通しです。