「先に心です」清水寺の森貫主が未来につなぐ「八戸の漢字一文字」を揮ごう 青森県八戸市
年末の風物詩「今年の漢字」を揮ごうしている京都・清水寺の森貫主が、八戸市で講話し公募した八戸の漢字一文字を披露しました。
お釈迦様をたたえる八戸仏教会主催の花まつりは、きのう夕方八戸市の「SGGROUPホールはちのへ」で開かれました。
法要に続いて、このほど公募した八戸をイメージし、未来につなぐ「八戸の漢字一文字」が発表されました。
1,439件の応募の中から1位に選ばれた「海」など3つの漢字を、京都・清水寺の森清範 貫主がつぎつぎと和紙に揮ごうしました。
揮ごうに続いて講話が行われ、森貫主が心をテーマにユーモアを交えながら仏教の教えを語りました。
★清水寺 貫主 森清範猊下
「行かなきゃ行かなきゃと思っていましたでしょう その思っている心が、体をここに持ってくるのですよ」
「物か心かと言ったら物ではありません 先に心ですと」
「物がたくさんあるから豊かだということではないのです 礼節先に心が豊かでなければいけない」
会場につめかけた多くの市民は仏教の教えを再確認し心の平穏を大切にしていました。