道路に“居座る”クマを津軽半島の先端で目撃 相次ぐ目撃を受けて青森市が被害を防ぐための連絡会議を初開催してマニュアル共有

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青森 2025.05.26 19:10

津軽半島の先端でもクマが出没しました。
相次ぐ目撃を受け、青森市が被害を防ぐための会議を初めて開き、関係機関との連携を確認しました。

★目撃者
「クマ!めっちゃ見ているじゃんクマ  逃げた逃げた」

道路の真ん中に居座る体長1メートルほどのクマ。
すぐに山中に走り去りました。
きのう正午すぎ、外ヶ浜町三厩の「釜野沢橋」付近を車で走行していた人から、町にクマの目撃情報が寄せられました。

ことし県内各地で相次ぐクマの目撃。
県によりますと、県内では20日までに110件のクマの目撃情報があり、去年の同じ時期より28件多くなっています。

こうした中、青森市は警察などとつくるツキノワグマ被害防止連絡会議を初めて開き、クマが出没した際のマニュアルを共有し連携を確認しました。

★青森市環境保全課 山口智紀 課長
「情報共有を今後のクマの対策につなげていきたい」

市は山に入る際はクマの出没が確認されている場所に近づかないよう呼びかけています。