【豪雪で半壊】県重宝・旧坪田家住宅は復元できるのか…?専門家による調査始まる 青森県青森市
豪雪で半壊した県重宝・旧坪田家住宅の復元方法を検討するための調査が、きょうから始まりました。
むき出しになったわらや木材。
青森市浪岡にある県重宝・旧坪田家住宅はことし2月、雪の重みで半壊しました。
修復は可能か。
きょう青森市は、専門家とともに復元方法を検討するための調査を開始しました。
★青森放送 板橋優磨キャスター
「いま重機が動いて作業が始まりました。かやぶき屋根を持ち上げて、中の状態を確認するようです」
屋根を持ち上げると、部材などの状態が徐々に明らかに。
★板橋優磨キャスター
「作業進めてみて状況はどうですか」
★雪国文化研究室 月舘敏栄代表
「クレーンの運転士さんが非常に慎重にやっていただいているので、構造部材とかにほとんど痛めずに作業ができています」
一つ一つの部材が貴重な価値を持つため、作業員たちは番号をつけて、建物のどこに使われていたものか確認を進めていました。
★雪国文化研究室 月舘敏栄代表
「最初は、2階も全部解体しなきゃいけないかな、雪がなくなって改めて確認すると土台周りは大丈夫だと。二階は残したまま、破損した平屋部分だけ修復すればいいような状態になりそうです」
青森市は調査を重ねて、復元の方法を検討する方針です。