名人が手がけた「竹ねぶた」出陣! 地域ねぶたの先陣を切ったのは高田地区 青森県青森市
青森市の高田地区で地域ねぶたの先陣を切って竹ねぶたが運行され、地区の住民たちが沿道を盛り上げました。
地域ねぶたの運行は青森市の高田地区が先陣を切って始まりました。
地区の大人や子どもたち200人が「ラッセラー」の元気な掛け声で2台のねぶたとともに、およそ2.5キロを練り歩きました。
ねぶたのうち1台は、竹の骨組みでろうそくを灯した竹ねぶたで、第7代ねぶた名人 竹浪比呂央さんが手がけました。
各町会の地域ねぶたは、青森ねぶた祭の礎とされ親しまれてきました。
ただ少子高齢化や新型コロナウイルスの感染拡大が影響し、45団体程度まで減りました。
このため町会の枠組みを越えて協力して運行する動きが広がっています。
★子ども
「いっぱい火が飛んできてすごかった」
「きょう見られて嬉しかったし楽しかった」
★高田ねぶた実行委員会 後藤公司 事務局長
「今までで1番スムーズに運行できましたし、子どもたちがすごくキラキラして、明るく笑顔で運行に参加していたのも含め、ひじょうに満足している」
市内では来月も地域ねぶたが各地で運行されます。