収穫量が約1割増加!新型「アイガモロボ」の実演会 青森県黒石市

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青森 2025.06.05 20:05

水田の雑草対策に効果が確認されている「アイガモロボ」の新型が開発され、黒石市で実演会が行われました。

実演会は黒石市の県産業技術センター農林総合研究所の水田で行われ、コメ農家や農業関係者など30人が参加しました。
きょうは黒石市と連携協定を結んでいる「井関農機」が、雑草対策に効果が確認されている「アイガモロボ」の新型機が、ことし3月に市販されたことを受けて実演しました。

旧型に比べ、10キロ以上軽い6キロで、土をかき混ぜるスクリューがブラシに替わりました。
水を濁らせる効果が2倍にアップし、太陽光を遮り雑草の発芽を抑え成長を防ぎます。
また、太陽光パネルで発電するため燃料が不要です。

★コメ農家
「(雑草が少なくなり)刈り取りも楽になれば良いなと思って期待してます」

★ISEKI Japan東北カンパニー 五十嵐圭介さん
「『アイガモロボ』に任せることで今後の有機農業の面積の拡大にもつなげていけると考えています」

新型の「アイガモロボ」の実証実験では、収穫量がおよそ1割増加したと報告されています。