津軽海峡メバルは“上々の滑り出し” 去年は「2017年以降最小」も刺し網漁解禁で漁師手応え 青森県中泊町

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青森 2025.06.02 17:55

地域ブランド「津軽海峡メバル」の刺し網漁が中泊町で始まり、不漁だった去年と比べ上々の滑り出しとなりました。

ウスメバルの刺し網漁はきのう解禁され、小泊漁港と下前漁港からあわせて14隻が出港しました。
11隻が出港した小泊漁港では、午後8時半ごろ戻った漁船からメバルが水揚げされると、漁師や手伝いの人たちがかぎ状の道具を使って網から外していきました。

中泊町沖のメバルは県内の水揚げ量の5割以上を占め、「津軽海峡メバル」として地域団体商標に登録されています。
小泊漁港と下前漁港での去年1年間の水揚げ量は102トンと、2017年以降最も少なくなりました。
初日の漁の手応えは…。

★漁師
「まあまあ良い感じ」
「ことしは去年よりは全然良いな」

初日の水揚げはおよそ3,000キロで、1,800キロだった去年と比べて上々の滑り出しとなりました。
メバルの刺し網漁は8月末まで続きます。