「担い手が減少していく中で…」りんご高密植栽培の普及へ実習農場を開設 人手不足と生産性向上の解決で注目の栽培方法 青森県黒石市
県はりんご高密植栽培を普及させるため実習農場を開設しました。
高密植栽培は人手不足と生産性の向上を解決する栽培方法として注目されています。
実習農場は黒石市のりんご研究所に開設され、28人の生産者などが参加しました。
初日のきょうは、りんご高密植栽培の摘果作業を行いました。
高密植栽培では、幹の太さを測ってその太さを目安に木に成らせる実の数を計算します。
実習生たちは残す実の数に気を配りながら、摘果作業を行いました。
★実習生
「省力化と収量が増えるというのを聞いてやりたいと思いました」
「やっぱり新技術を学んだほうが今のりんご作りにも生かしていけると思ったので参加しました」
★県りんご果樹課 佐藤新吾課長
「担い手が減少していく中で、労働生産性の高い高密植栽培も当然やっていかなければいけないので、それを広めるためのきっかけにと開催しています」
高密植栽培の実習は今回を含めて年6回行われます。