マッチングアプリで知り合い好意を抱いた「ロバート」から金取引を勧められ…40歳代女性が212万円被害
青森警察署によりますと、ことし5月中旬頃、青森県内に居住する40歳代の女性は、マッチングアプリ「マリッシュ」を介して「ロバート」と名乗る男と知り合い、LINEアカウントとメッセージのやり取りをするようになりました。
女性が男に好意を抱いていたところ、男からLINEメッセージで、女性と結婚したいなどと言われた上、
・私の兄はプロの投資家である。
・私は投資をするたびに元金の7%から22%の利益を出せる。
などと金取引による投資を勧められ、男の指示で金取引ができ損益を確認できるサイト「eavrmtds.top」に登録しました。
女性は6月14日、投資金として青森県内においてネットバンキングを利用して、指定された地方金融機関の個人名義の口座に12万円を振込入金しました。
サイト上で男の指示に従いアメリカの金(XAUUSD)を購入したところ、1日で利益が出て女性の口座に13万6,500円の入金がありました。
よって女性は更に利益を得るため、同月17日から同月19日までの間、青森県内においてネットバンキングを利用して指定された大手金融機関などの個人名義の口座に3回にわたり、投資金として合計200万円を振込入金し、サイト上でXAUUSDを購入しました。
すると、サイト上では資産が約380万円になったことから全額を出金しようとしましたが、サイトのカスタマーセンターから出金するために税金を支払うように求められたため不審に思い、詐欺の被害に気付いたということです。
警察は投資話において「必ず儲かる」などと話し、投資を勧めてくる場合は詐欺の可能性があるとして注意を呼びかけています。