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賃料収入増えるも「5期連続の経常赤字」  徳島都市開発【徳島】(徳島県)



徳島市の第3セクターでアミコビルを管理運営する「徳島都市開発」の株主総会が、4月28日に開かれました。

決算は5期連続の経常赤字です。

4月28日に徳島都市開発の株主総会が開かれ、2024年2月から2025年1月末までの決算が報告されました。

それによりますと、売上高は14億8000万円で、前の期に比べて6700万円、率にして4.5%増えました。

オフィスなどの新規テナントが入り、賃料収入が増えたことが理由です。

一方で、管理費用などの出費がかさみ、営業利益はマイナス2億9600万円で、前の期より1億1500万円悪化、経常利益はマイナス3億3852万円と、こちらも前の期より1億2700万円悪化し、5期連続の経常赤字となりました。

また、収益力の低下などから不動産の資産価値が下落したため、17億2400万円の特別損失を計上しました。

これにより、今期の純利益はマイナス20億8300万円となりました。

(徳島都市開発・南波岳大 社長)
「過去を真摯に受け止めながらも、これから先の事業の再構築」
「これに対して経営方針を含めて『株主』にお話をさせていただいた」
「マーケットが冷え込んでいるとか、全力で走ったのに一等賞になれなかった、ということではない」
「最初からやるべきことがやれていなかったのが事実、そこに向けてこれからは全社一丸となって」
「ステークホルダーのみなさんのご協力もあってのことだと思うので」
「関係各所の皆さんと力を合わせながら前に進んで行く」

(04/28 18:45 四国放送)

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