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梅雨の晴れ間に「藍粉成し」はじまる 上板町の阿波藍製造所【徳島】(徳島県)



梅雨の晴れ間となった6月17日、上板町の阿波藍の製造所では「藍粉成し」の作業がはじまりました。

上板町下六條の佐藤阿波藍製造所では17日、藍師の佐藤好昭さんら9人が、葉と茎を選別し葉の部分を乾燥させる「藍粉成し」の作業に取り組みました。

ゆうべ刈り取った一番藍を機械で小さく刻み、大型の扇風機で飛ばすことで、重い茎は手前に落ち、軽い葉は飛ばされることを利用して選別していきます。

そして、葉の部分だけを2日、天日干しにし、藍の染料となる「すくも」をつくります。

(佐藤阿波藍製造所・佐藤好昭さん)
「長い夏が始まった。今から9月いっぱいまでこの作業と、9月になると製造も始まるので」
「色が落ちにくい、やけにくい、いい染料をつくりたい」

(06/17 18:17 四国放送)

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