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徳島市の会社を書類送検 従業員のケガを1年間報告しなかった疑い【徳島】(徳島県)



従業員が仕事中にけがをして休業したにも関わらず、報告しなかったとして、徳島労働基準監督署は6月16日、徳島市の会社と役員の男性を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。

労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されたのは、徳島市の建設板金工事業トクバンと、70代の取締役の男性です。

徳島労働基準監督署によりますと、2023年11月、この会社の従業員が、阿波市にある工場で排気ダクトの解体作業をしていた際、乗っていた脚立の1.3メートルの高さから落下して、数か月の休養を要するけがをしました。

法律では労働者が労働災害で4日以上休業した場合、会社は遅延なく労働基準監督署に報告しなけばならないと定められていますが、トクバンは発生から約1年間、報告していなかったということです。

(06/16 18:23 四国放送)

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