■梅雨空に映えるアジサイ 県内のおすすめスポットめぐり【徳島】(徳島県)
6月8日には、四国地方の梅雨入りが発表されましたが、雨の時期といえば2025年もアジサイの季節がやってきました。
というわけで、県内のおすすめアジサイスポットをご紹介します。
気象予報士の佐々木さんが先週の金曜日に行ってきました。
(佐々木気象予報士)
「約1キロにわたる街道、ちょうど桜の木の陰になっているんです」
「ジメジメしたところが好きな、アジサイにとってはぴったりですね」
勝浦町の生名谷川沿い
勝浦町の生名谷川沿いには、約1キロにわたって400株ほどのアジサイが植えられています。
(佐々木気象予報士)
「きょう、アジサイご覧になっていかがですか」
(散歩で訪れた男性)
「だいぶ色がついてきたなと思っています。そろそろ梅雨がくるのかな」
アジサイの手入れをしているのは、地元住民らでつくる「生名ロマンの会」。
会長の戸川幹雄さんです。
(生名ロマンの会・戸川幹雄 会長)
「桜の花が終わると、新緑がものすごくきれい」
「それに続いてこのアジサイ、一年中、周年でお客さんに癒しや行楽を十分にお楽しみいただきたい」
(佐々木気象予報士)
「ことしのアジサイの状況は?」
(生名ロマンの会・戸川幹雄 会長)
「気候変動の影響で、開花がだいぶ遅れている」
「いつもだったら8分咲き、これから追い上げてくるかと思う」
アジサイを観覧車から?
(佐々木気象予報士)
「アジサイ上から見たいなあ、見えるかなあ、見えないな〜あっ!」
「 あれは、馬か」
「ここはカラフルなアジサイがたくさん咲いているなあ」
「白や、あそこはピンク、濃いブルーのアジサイもある、でもどうして場所によってアジサイの色が違うんだろう」
双眼鏡で?
(とくしま植物園緑の相談員・東條さん)
「佐々木さん、いいところに気が付きましたね」
「アジサイの花は、土壌のpH値によって色味が変わってきます」
「酸性ですと青色になりますし、アルカリ性ですと赤色に変わってしまいます」
(佐々木気象予報士)
「なるほど、ありがとうございます」
あじさい寺
(佐々木気象予報士)
「続いてやってきたのは、あじさい寺として知られる潮明寺」
「一体どんなアジサイが待っているんでしょうか」
(佐々木気象予報士)
「うわ〜、至る所にアジサイ」
「モコモコしていて、ダイナミックですね」
鳴門市の潮明寺では、境内に様々な品種のアジサイが植えられていて、毎年この時期になると色とりどりに咲き誇ります。
2025年は6月に入ってから咲き始め、開花は例年より遅め。
6月9日時点で6分咲きです。
(佐々木気象予報士)
「この丸みを帯びているのは『アナベル』、形が可愛らしいですね」
「そのお隣の白っぽいアジサイ、こちらは『隅田の花火』珍しい名前ですね」
「薄紫のこれもアジサイなんです。これは『ダンスパーティー』という種類」
(アジサイを見に来た男性)
「私の家もアジサイを植えているが」
「しかし、ここの潮明寺さんには勝てません。非常に美しいですね」
(アジサイを見に来た女性)
「アジサイだけじゃなくて、全体をよくしている」
「石仏の間にアジサイが植わっている感じがすごく好きで全体の」
期間限定の「あじさいみくじ」
(佐々木気象予報士)
「潮明寺では今年新たに始まったものがあります。それがこちら『あじさいみくじ』です」
「期間限定なんですが、運勢をアジサイの咲き具合で教えてくれるというもの」
「さっそく私も引いてみたいと思います。ガチャっという音とともに出てきました」
「中には可愛らしい薄紫色で、あじさいみくじと書かれています」
「私の運勢、アジサイのように開花するんでしょうか?お願いします」
「『蕾』です、旧来のやり方では何事も後れを取る、最新の物に触れるべし」
「満開とはなりませんでしたが、蕾ということは、これから咲くということ」
「これからも、天気予報一生懸命頑張ります」
(佐々木気象予報士)
「こんにちは写真撮影ですね」
これから続く雨の季節、アジサイのしっとりとした雰囲気や、優しい色合いに癒されてみてはいかがですか。
(06/09 18:15 四国放送)
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