NNNニュース

「フルフルワクワク」 ガンバロウズ・小林新HCが目指すチームとは?【徳島】(徳島県)



男子バスケットボールB3リーグの「徳島ガンバロウズ」は6月2日、新ヘッドコーチの就任を発表しました。

その新ヘッドコーチ、小林康法さんに、これからのチーム作りや意気込みを聞きました。

■小林新ヘッドコーチ × 森本アナウンサー

(森本アナウンサー)
「初めまして、よろしくお願いします」

徳島ガンバロウズの新ヘッドコーチ、小林康法さんです。

■昨季は岐阜をB2へ

岐阜県出身の33歳、B1名古屋ダイヤモンドドルフィンズのアシスタントコーチをへて、昨シーズンはB3の岐阜スゥープスで自身初のヘッドコーチを務め、クラブを初のB2昇格プレーオフに導きました。

(森本アナウンサー)
「徳島は何度目ですか」

(徳島ガンバロウズ・小林康法 新ヘッドコーチ)
「昨シーズンのアウェー戦で来たのが初めてで、ガンバロウズのオファーを受ける前に一度来て、練習環境や街並みを見たのを含めて、今回で3回目」

(森本アナウンサー)
「何か召し上がりました?」

(徳島ガンバロウズ・小林康法 新ヘッドコーチ)
「徳島ラーメンは、社長と合流する前に一人でインターネットで調べて。ラーメン好きなので、とても美味しかったです」

(森本アナウンサー)
「さて、徳島ガンバロウズはどうご覧になられてました?」

(徳島ガンバロウズ・小林康法 新ヘッドコーチ)
「すごく勢いと若さがあって、その中でもデマーカスヘッドコーチが、2シーズンしっかりと土台を築き上げられて、イメージとしては紳士的で、チームとして一体となって頑張るチーム」
「昨シーズンは、けが人に少し苦労されたイメージがあるんですけど、B3のリーグの中でもトップを狙えるような、力のあるチームでもあると感じています」

■Bリーグの「改革」に対応する

2016年に開幕したBリーグは現在、B1からガンバロウズの所属するB3までの3つのリーグに分かれていて、成績によって昇格・降格があります。

■目指すは「B.ONE」入り

しかし、次の次のシーズンからは「B革新」という新たなカテゴリがスタートし、成績による昇格・降格の制度が無くなります。

クラブは、年間売り上げや平均入場者数などの条件によって、それぞれのリーグに振り分けられますが、ガンバロウズは現在のB2にあたる「B.ONE」入りの条件を満たしていて、そこで通用するチームを作ろうと今回、小林ヘッドコーチに白羽の矢が立ちました。

(森本アナウンサー)
「一番はクラブの熱意というところですか」

(徳島ガンバロウズ・小林康法 新ヘッドコーチ)
「はい、そうですね、来シーズンはB革新に向けて、現体制でのBリーグは最後のシーズンになるんですけど、その中でも臼木社長が、来シーズン、私たちは準備期間としてじゃなくて、毎シーズン勝負していくというふうに言っていて、チームによっては予算抑えてとか、準備に向けて経営の部分を重視されるチームも、もしかしたらあるかもしれないんですけど、ガンバロウズは来シーズンB3優勝して、勢いを作ってB革新に向けて、新B.ONEに入った時には、上位を狙えるようなチームを目指したい、というふうに言っていて、すごくそこに共鳴を受けて」

(森本アナウンサー)
「小林バスケというのは、どういったバスケ」

(徳島ガンバロウズ・小林康法 新ヘッドコーチ)
「岐阜スゥープスでもトライしたんですけど、コートをフルコートに使って、ディフェンス面でもオフェンス面でも常に先手を取る」
「アグレッシブに戦うというスタイルで、特にディフェンス面では、相手がやってくるのを守るのではなくて、自分たちが、相手がやりたいことをいかに邪魔できるか、ストレスを与えられるか、どちらかというと、固く守るのではなくて、スティールをチャンスがあれば狙ったりとか、そういう判断も含めて、しっかりと高めていく中で、アグレッシブに攻撃するディフェンス」

最後に、新生ガンバロウズの目指す先を聞きました。

(徳島ガンバロウズ・小林康法 新ヘッドコーチ)
「チームは優勝という目標がありますけど、それ以前に、地域の方々から応援され、愛されるチームになるっていうところが大前提にある中で、私は優勝を目指したいなと思っているので、そのためには謙虚さであったりとか、情熱があって、一つの目標に向かって、全員で同じ方向を向いて戦う姿勢ってところに、見ている方は心を、私はフルフルワクワクという言葉をよく使うんですけど、これは私の大学の恩師が大切にしていた言葉で、今でも大事にしている言葉なんですけど、フルフルという部分は、心が本当に震え上がるような、感動する、そういったチームであったり、そういった取り組み、プレーを見せることによって、皆さんは感動すると思うので、そういうことが当たり前にあるようなチームになりたいなと思っています」

(06/12 18:15 四国放送)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)