NNNニュース

「補聴器購入に公的補助を」 市民団体が請願書・署名を提出【徳島】(徳島県)



補聴器の購入に公的補助を求める市民団体が6月10日、制度実現を求める請願書と署名を、徳島市議会に提出しました。

請願書と署名を提出したのは、市民団体「補聴器の公的補助を求める会」です。

10日、メンバー11人が徳島市議会を訪れ、請願書と3549人分の署名を提出しました。

請願書では、加齢による難聴を放置すると、うつ病や認知症になりやすいといわれる中、補聴器は約3万円から50万円と高額な上、健康保険の適用外であるため、購入をためらうケースが多いとして、軽度や中度の難聴者に対する助成制度の創設を求めています。

会によりますと、こうした制度は全国100を超える自治体で実施されていて、県内でも上板町と神山町で実施されているということです。

(補聴器の公的補助を求める会・広永清子 会長)
「高齢者の方が独りぼっちにならないように、地域で健やかに暮らしていくためにも、補聴器は必要だと思います」

(06/11 18:17 四国放送)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)