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記録的な暑さの原因は? 佐々木予報士が解説【徳島】(徳島県)



(森本アナウンサー)
気象予報士の佐々木さんです。

6月16日は、各地で記録的な暑さになりました。

(佐々木気象予報士)
そうですね、16日は全国でも真夏日が409地点、猛暑日が19地点と、2025年最多となりました。

徳島市と美馬市穴吹で36.2℃と、それぞれの地点で6月の観測史上最も高くなりました。

また、7地点で2025年に入って最も気温が上がり、まさに記録的な暑さとなりました。

全国ランキングで見ても、徳島県が上から2番目と3番目となりました。

(豊成アナウンサー)
どうしてこんなに上がったんですか?

(佐々木気象予報士)
16日、正午の実況天気図です。

九州の西には台風1号から変わった熱帯低気圧が前線を伴って東へ進んでいて、日本海にも低気圧があったため、南西から暖かく湿った空気が入りました。

地上で35℃に近いような空気です。

前線や低気圧の周辺は雲がかかっていますが、西日本の太平洋側は雲がかかっていません。

つまり、日差しが届いた所が多くなったわけです。

徳島県は日差しが届いた上に、暖かい空気に覆われていたので気温が上がったことになります。

この先もしばらく気温が高い状況が続く見込みなので、熱中症にお気を付けください。

(06/16 18:31 四国放送)

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