■ドローンやロボットで米づくりをサポート 阿波市で実演会【徳島】(徳島県)
環境などに配慮した持続可能な米づくりを実現しようと、6月5日、阿波市で人の代わりに田んぼに農薬などを散布するドローンやロボットの実演会が行われました。
阿波市市場町にある田んぼで行われた実演会には、地元の農家や農業関係団体から約40人が参加しました。
最初に実演が行われた農薬散布用ドローン「AC102」は、送信機の画面上で散布範囲を設定すると自動で飛行し、水や農薬を散布できるもので、従来のものよりも軽くなったことで、連続飛行時間は30分となっています。
また、自動抑草ロボット「アイガモロボ2」は、水田を自在に動きまわり、水を濁らせることで、雑草の光合成や生育を抑えるというものです。
米づくりが盛んな吉野川周辺の地域ですが、近年は農家の高齢化や担い手不足の問題などがあり、こういった新しい技術の導入によって生産の持続が期待されています。
(地元の農家・楠正人さん)
「(これから)農業も省力化・合理化するのは必要になってくるし」
「小人数で大面積をこなそうと思うと、こういう技術が必要になってくると思いますので、検討しています。」
吉野川農業支援センターは今後、ドローンやロボットについて、地域や団体単位での購入を考えているということです。
(06/05 19:00 四国放送)
・TOP
Copyright(C)NNN(Nippon News Network)