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犯罪被害者遺族が「命の大切さ」訴える 阿南市の中学校で講演【徳島】(徳島県)



阿南市の中学校で6月17日、犯罪被害者遺族が経験談を語り、生徒らに命の大切さを訴えました。

この「命の大切さを学ぶ教室」は、子どもたちに犯罪被害者遺族らの思いと命の大切さを理解してもらおうと、徳島被害者支援センターと県警が開きました。

17日、阿南市の那賀川中学校で2年生約50人を前に、一井彩子さんが講演を行いました。

一井さんは29年前、大阪で起きた集団暴行事件で、当時15歳の長男を亡くしました。

(犯罪で長男を亡くした・一井彩子さん)
「人の痛みを分かること、自分がされて痛いことは人も痛い。自分が言われて嫌なことは人も嫌なはず」

集まった生徒らは、一井さんの話に耳を傾け、命の大切さをかみしめていました。

(生徒は)
「一人一つしかない命なので、みんなが安心して生活できる社会にしたい」

(06/17 19:33 四国放送)

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