■GW「昭和の日」 観光地のにぎわいは?【徳島】(徳島県)
最大11連休となる2025年のゴールデンウィーク。
「昭和の日」の4月29日は晴天にも恵まれ、県内各地の観光地は大勢の家族連れらでにぎわいました。
【徳島市・鳴門市】札所と美術館と阿波踊り
(記者)
「GW4日目のきょう、鳴門市霊山寺には多くの観光客が訪れています」
鳴門市大麻町の四国霊場一番札所・霊山寺には、朝から多くの参拝客の姿がありました。
( 外国からの参拝客)
「where are you from?」
「フランス」
「スウェーデン」
「とても落ち着いていて本当に癒される」
「寺の中にある自然がとても気に入っている」
(神奈川からの参拝客)
「見どころとして、お遍路周りはできないですけど(初めて)来てみました」
「このあとラーメン食べに行きたいと思ってます」
また、大塚国際美術館も多くの観光客でにぎわっていました。
(広島からの観光客)
「1日で見られないですね。ちょっとびっくりしました」
「美術の授業とかでよく見た絵があってすごいなと」
4月19日に新設されたフォトスポットには、バラやアネモネなど15種類約7800輪の花が飾られ、観光客の列ができていました。
(兵庫からの観光客)
「大塚の方に一回行きたいなということで、来さしてもらいました」
「ゆっくり見さしてもらって美味しい物食べて帰れたらなと」
(大塚国際美術館・吉本早希係長)
「今年は飛び石連休でございますので、昨年に比べますと、少し落ち着いている印象がございますが、館内でゆったりとお過ごしいただいております」
「今はモネの大睡蓮を屋外に展示していますが、付近でフジの花が見頃を迎えておりますので、アートと自然をご一緒にお楽しみいただけたらと思います」
徳島市の阿波おどり会館では、有名連から選抜されたメンバー16人による踊りが披露され、訪れた約90人の観光客が本場の阿波踊りを堪能しました。
(愛知からの観光客)
「これを優秀賞でいただきました。すごく迫力があってすごかったです。めっちゃ楽しかったです」
(愛媛からの観光客)
「楽しかったです」
「わくわくして自然と体が動いていきました」
「大学時代が徳島だったので、久しぶりに帰ってこられて、空気吸えてとってもおいしいです」
徳島といえば阿波踊り。
観光客らは見よう見まねで手を上げ足を運びながら、ぞめきのリズムに酔いしれていました。
【県西部】かずら橋に外国人観光客
一方、県西部でも多くの観光地が賑わいを見せていました。
(記者)
「三好市かずら橋に来ています。ゴールデンウィーク4日目のきょう、多くの人でにぎわっています」
青空のもと、新緑と秘境の雰囲気を味わおうと、県外や海外から多くの観光客が訪れていました。
(三好市観光案内所 職員)
「きのうが雨で少なかった分、GW本番に期待。海外の方は増えています。ツアーの方もたくさん来ていただいていて、集中するとすごく賑やかになる」
「がんばれ がんばれ、そこそこ がんばったね」
(愛知からの観光客)
「怖かった」
「渡れましたけど想像より怖かった」
「愛知(からきた)ので、トヨタ系の企業のカレンダーで(休みがあって)、今年は10連休」
(神奈川からの観光客)
「景色がすごくきれいで気持ちよかった」
「子どもがすごく怖がっていた」
「思っていたより怖がっていたよね」
「結構、間あいてたな」
「怖かった」
近くのお店には郷土料理のでこまわし。
(記者)
「祖谷名物、でこまわしいただきます」
「味噌の味と柚子の香りが口いっぱいに広がって、おいしいです」
「1・2・3」
大歩危峡の大自然の中を遊覧船が進みます。
2024年就航した国際定期便の影響もあってか、海外からの観光客が多くみられました。
(台湾からの観光客)
「台湾から。(景色が)とてもよかった」
(オランダからの観光客)
「とても美しいです。よい景色で鳥もいて、空もきれいだった」
遊覧船の管理者によりますと、2025年のゴールデンウィークは平日を挟んでいるため、去年と比べて観光客は少なめだということです。
また、美馬市脇町のうだつの町並みでは、風情ある建物が並ぶ通りを歴史を感じながら歩く人たちの姿が見られました。
【県南部】2つの「乗り物」が人気!
(高松市からの観光客)
「楽しみです。スピードとか楽しみです」
県南の観光と言えば、世界初の道路と線路を走る二刀流の車両。
デュアル・モード・ビークル、略して「DMV」。
子どもたちも興味津々です。
(阿波町からの観光客)
「線路走る景色が見たかった」
「楽しみ」
「初めての体験だから子どもと楽しめたらいい」
道路と線路を走る世界初の二刀流の車両=DМVは、海陽町の阿波海南文化村から道の駅宍喰温泉までを結び、阿波海南駅と高知県の甲浦駅間は鉄道モードで、それ以外はバスモードで運行しています。
土日祝日には高知県室戸市まで一往復します。
こちらは、海のレジャーを楽しめる海陽町の海洋自然博物館マリンジャム。
目玉は、船底からサンゴや熱帯魚を見ることができる「海中観光船・ブルーマリン号」です。
(石井町からの観光客)
「見て!」
「ヤッホー!」
「キレイだった」
「乗船は2回目だけど、またもう一度来たいと思いました」
マリンジャムの奥村正俊館長によりますと、5月3日からの4連休は、例年通りの賑わいを見込んでいて、ゴールデンウイークの期間中は、ブルーマリン号の便数を増やし運行することにしています。
(04/29 18:12 四国放送)
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