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大浜海岸でウミガメ産卵 今シーズン県内初【徳島】(徳島県)



美波町の大浜海岸で6月12日の夜、県内で2025年初めてとなる、アカウミガメの産卵が確認されました。

(日和佐うみがめ博物館カレッタ・平手康市 館長)
「このあたりでした。体も小さく、ひょっとしたら今年が初めての産卵かと」

産卵が確認されたのは、美波町の大浜海岸です。

カレッタの平手康市館長によりますと、12日の午後9時40分ごろ、地元のウミガメ監視員がウミガメを発見。

波打ち際から約40メートルの場所に穴を掘り、午後11時ごろから30分ほどかけて、ピンポン玉サイズの卵を産み落としました。

産卵したウミガメは甲羅の長さ77センチ、幅56.5センチほどの小型で、識別用のタグはなく、大浜海岸には初上陸した個体とみられます。

産卵を終えたアカウミガメは、1時間ほど休んで海へと帰りました。

卵は8月上旬には「ふ化」する見込みだということです。

(06/13 18:15 四国放送)

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