■四国大学でナプキン無償配布 生理の貧困解消に向け【徳島】(徳島県)
四国大学でこのほど、生理の貧困解消に向け、県内の大学で初めてとなる「ナプキン配布ボックス」の設置がはじまりました。
この取り組みは、経済的に困難な状況にある学生も、安心して学業に集中できるよう、生理用品を無償で提供するものです。
経済的な理由などで生理用品を購入できない「生理の貧困」に対する理解を、学内全体で深めてもらう啓発も兼ねています。
生理用ナプキンの配布ボックスは現在、四国大学の女子トイレ4か所、多目的トイレ1か所の、あわせて5か所に設置されていて、今後3か月間にわたって、試験的に設置されます。
(経営情報学科・三木田尚美 准教授)
「学びに集中できる環境を整えるのが、大学の役割ではないかなと」
「(学生には)お互いに尊重できるような日常にしてもらいたい」
取り組みに対し学生からは、試験的なものではなく、本格的な設置を求める声が多く上がっているということです。
(06/11 18:15 四国放送)
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