■「脂のってます」 小松島でハモの出荷最盛期【徳島】(徳島県)
夏の味覚を代表する高級魚「ハモ」の出荷が、小松島市で最盛期を迎えています。
梅雨のこの時期、さっぱりと食べたい「ハモ」。
豊成アナウンサーが、6月16日に取材してきました。
(豊成アナウンサー)
「うわー、最近急に暑くなりましたね。暑くなると体力も落ちるし、食欲もわきにくい」
「そんな時季に旬を迎える魚がハモです」
徳島を代表する夏の味覚、ハモ。
「梅雨の水を飲んでおいしくなる」と言われ、これからまさに旬を迎えます。
全国でも有数のハモの産地、小松島市の元根井漁港では、漁協の職員らが、水揚げされたばかりのハモの出荷作業に追われていました。
2025年は5月初旬から獲れ始め、これから出荷のピークを迎えます。
職員はカゴから取り出したハモを、大きさごとに手際よく仕分けしていきました。
(豊成アナウンサー)
「びっくりするぐらい太いですよ。ちょっとこわい、鋭い歯が見えています」
「暑い中、たいへんじゃないですか?」
(小松島漁協事業部出荷担当・松根政弘 課長)
「暑くなければ、ハモが来たって感じがしない」
(豊成アナウンサー)
「今年のハモはどうですか」
(小松島漁協事業部出荷担当・松根政弘 課長)
「脂がのっている、型も例年より大きいと思います」
(豊成アナウンサー)
「光に当たると黄金色に輝いている」
(小松島漁協事業部出荷担当・松根政弘 課長)
「これが、脂のってきた証拠」
「この手のぬめりと、新鮮な証拠はぬめりがいっぱいある」
この新鮮なハモを味わいたいと訪れたのは、小松島市中田町の「和食家てんすい」。
産地直送で仕入れたハモ料理が味わえます。
(豊成アナウンサー)
「お店で一番人気のハモ料理はなんですか」
(和食家てんすい・小原功久 大将)
「鱧の湯引きです」
骨が多いハモをおいしくいただくためには、骨切りが命です。
(和食家てんすい・小原功久 大将)
「しっかり包丁いれないと、骨切りにならない」
「裏面に線が入るまで包丁入れないと」
丁寧な技が詰まった「鱧の湯引き」。
梅肉ソースや酢味噌を添えて、さっぱりといただきます。
(豊成アナウンサー)
「うん!うまみが濃い美味しい、骨の感じまったくないです」
「淡泊なのに脂がのっていてすごい」
「梅肉ソースにもぴったり合っていて、夏の元気をチャージできました」
(小松島漁協事業部出荷担当・松根政弘 課長)
「徳島県のハモは、うまい天ぷらや湯引き、あとはかば焼きも美味しい」
「地元で食べてもらうのが一番」
2025年のハモの水揚げは、小松島漁協全体で2024年より多い約40トンを見込んでいて、水揚げされたハモは、主に京阪神市場へと出荷されます。
夏の味覚「ハモ」。
みなさんも味わってみてはいかがでしょうか。
(06/17 18:16 四国放送)
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