NNNニュース

福島第一原発でトラブル 使用済み燃料保管建屋で汚染水が漏れる 建屋外への流出なし(福島県)



福島第一原発にある使用済み燃料を保管する建屋で、共用プールの水を含む汚染水が建屋内に漏れるトラブルがあったと東京電力は発表しました。

東京電力によりますと、10日午前10時ごろ、使用済み燃料を保管する共用プール建屋で水の漏洩を検知する警報が発生しました。

現場では共用プールから燃料を貯蔵するキャスクを吊り上げて、その上部に溜まった水をホースでプールに戻す作業が行われていましたが、ホースの口がズレていて、周りの床や側溝に漏れていたということです。

漏れた水は共用プールの水を含む汚染水とみられますが、建屋の外には流出しておらず、環境への影響や作業員の身体汚染もないということです。

また、共用プールの水位に変化はなく、東京電力は詳しい原因を調べています。

(06/10 18:26 福島中央テレビ)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)