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■雨への備えは？｢防災情報の集め方｣を事前に確認！大雨時にﾁｪｯｸしたいｻｲﾄを紹介(福島県)

少しずつ梅雨の足音が近づいてきている福島県内ですが､みなさん雨への備えはできていますか？大雨ｼｰｽﾞﾝ前に確認！｢防災情報の集め方｣をﾃｰﾏに､雨への備えを進めていきたいと思います｡

普段から､または大雨のときにﾁｪｯｸしたい重要な情報が詰まったご覧の3つのｻｲﾄをご紹介します｡まず､日ごろから災害のﾘｽｸについて知るために必要な｢重ねるﾊｻﾞｰﾄﾞﾏｯﾌﾟ｣｡

国土交通省の｢重ねるﾊｻﾞｰﾄﾞﾏｯﾌﾟ｣白い地図があって左上には黒いｱｲｺﾝがありますね｡一つ目の洪水をｸﾘｯｸしてみましょう｡これは想定される浸水の規模ごとに色分けがされていて､この地域はﾘｽｸがありますよということが色で分かるようになっているんです｡

では続いて､土砂災害をｸﾘｯｸしてみます｡これで土砂災害の起こるﾘｽｸも知ることができるんです｡このようにいろいろな災害のﾘｽｸを重ねて地図上で確認できるのが重なるﾊｻﾞｰﾄﾞﾏｯﾌﾟです｡

ｳｪﾌﾞでの閲覧が難しい方は会津若松市や郡山市､いわき市など市役所の担当の課の窓口や各支所､行政ｾﾝﾀｰなどで紙のﾊｻﾞｰﾄﾞﾏｯﾌﾟを配布しています｡自宅はもちろん､学校や職場のﾘｽｸも知っておくことも大切です｡続いて､ご紹介するのは､雨が強まっているときなどに活用したいｻｲﾄです｡

まず｢ｷｷｸﾙ｣です｡ｷｷｸﾙとは､気象庁のHP上で災害の危険度を地図上で確認できるものです｡気象庁のｳｪﾌﾞｻｲﾄｷｷｸﾙ（危険度分布）をｸﾘｯｸすると白い地図が出てきます｡画面右上に丸いｱｲｺﾝが4つ並んでいます｡ｽﾏｰﾄﾌｫﾝの場合は画面下に同じｱｲｺﾝがあります｡この中の一番左土砂ｷｷｸﾙ（危険度分布）を詳しく見ていきましょう｡赤いｴﾘｱは｢避難に時間がかかる高齢者等は安全な場所へ避難すること｣が求められます｡紫のｴﾘｱは全員避難が求められるので､このｷｷｸﾙなどを活用してそれぞれが避難の判断をするようにしましょう｡

最後に､川の防災情報です｡このｻｲﾄでは川の水位の状況や危険度などが分かります｡ﾄｯﾌﾟﾍﾟｰｼﾞの真ん中｢地図から探す｣をｸﾘｯｸ｡拡大をしていくと､だんだんとｶﾒﾗﾏｰｸなどが出てくるので､ｶﾒﾗをｸﾘｯｸするとその位置の河川ｶﾒﾗの映像をﾘｱﾙﾀｲﾑで見ることができます｡

その少し上､水色の逆三角に三本線があります｡これは観測所を表しています｡画面右側に川の断面図が出てきます｡紫や赤で横に線が引かれていますが､たとえば紫ですと氾濫危険水位といって河川が氾濫する恐れがある水位を示しています｡

川の水位が増えているときに､直接様子を見に行くのは危険なのでこうしたﾂｰﾙを活用して欲しいと思います｡ぜひ､家族や近所の方とこうした情報の取り方､活かし方を確認してみてください｡

（2025年6月9日｢ｺﾞｼﾞてれChu！｣より）※ﾃﾞｰﾀは､放送時点のものです｡

(06/10 12:45 福島中央ﾃﾚﾋﾞ)

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