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連結する新幹線をプリンで再現 見どころたくさん「ふくしまプレデスティネーションキャンペーン」(福島県)



いよいよ26日からゴールデンウィークです。福島県内では今、大型観光企画の「ふくしまプレデスティネーションキャンペーン」が開催中です。この機会でしか体験できないイベントや特別な商品も販売され、盛り上がりを見せています。

JR東日本と県内の自治体などが連携して観光客を呼び込む大型観光企画の「ふくしまデスティネーションキャンペーン」。

2025年の開催に先立ち、4月からはプレイベントの「プレDC」が始まり、期間中の3か月間で1500万人の誘客を目指しています。

予定される特別企画は県内全域で280にも上ります。その一つが先週、JR郡山駅で行われました。集まった子どもたちが体験するのは…

■JR東日本 郡山総合車両センター草g 一志さん
「当社の仕事を、見て・聞いて・触れて実際に体験することで、これまで以上に鉄道を好きになっていただきたいというメッセージを込めて企画しました」

小学生を対象とした「駅員・乗務員体験」です。特別な時にしか着用できない子ども用の駅長制服に着替えると在来線のホームへ。列車をバックにさっそく記念撮影です。さらに駅構内でのアナウンス体験も行われました。

子どもたちは駅員になりきって普段とは違った角度から鉄道の魅力に触れていました。

■小学5年生の男の子
「いろんな仕事を知ることができてとっても楽しかったです」

■小学3年生の女の子
「こんなにすごい仕事をしていてすごいと思った」

こうした「普段はできない体験」ができるのも大型観光企画の魅力の一つです。今後も除雪車の乗車体験や福島駅に新設されるアプローチ線の見学会なども予定されていて、注目を集めそうです。

一方「プレDC」では特別な商品も販売されています。

先日、県庁を訪れたのはJR福島駅の静駅長ら。今回の「プレDC」に合わせて開発したのが…

■JR東日本福島駅 静 徹也駅長
「福島の新しいお土産を作ろうじゃないかということからスタートしています」

「湯庵プリン」で知られる土湯温泉・森山と共同開発した「新幹線連結プリン」です。県産の「いちご」と宮城県産の「ずんだ」を使った「YAMABIKOプリン」に。

県産の「あんず」と山形県産の「ぶどう」を使った「TSUBASAプリン」がセットになっています。

福島駅で連結する2つの新幹線をプリンで再現しました。

■JR東日本福島駅 静 徹也駅長
「DCのタイミングで県外、海外から多くの方が来るので、そこで手にとっていただき、福島、東北の魅力を感じていただければ」

この特別なプリンは4月から福島駅のコンビニエンスストアや土湯温泉で販売されていて、キャンペーンの盛り上げに一役買いそうです。


(04/26 08:00 福島中央テレビ)

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