■4月30日は「図書館記念日」 寄贈された本だけで開館!その名も…もったいない図書館(福島県)
4月30日は「図書館記念日」といわれています。ゴールデンウイークの休みを利用して本を手に取って過ごすというのも良いかもしれません。
4月30日は、昭和25年に図書館に関する法律が公布されたことにちなんで、日本図書館協会が定める「図書館記念日」とされています。
読書離れが進むなか、素敵な一冊と出会い、本を好きになって欲しいとユニークな取り組みをしている図書館があります。
こちらは、矢祭町の「もったいない図書館」です。寄贈された本だけで開館したことからその名が付けられ、現在は約48万冊の本が所蔵されています。
これは、要らなくなった本を置き、誰かの手に取ってもらおうと考案された「本のこうかんスタンド」。
矢祭町には、このスタンドが町内に11か所設置されていて、1冊の本がたくさんの読者の手に「循環する」仕掛けにもなっています。
このほか、図書館オススメの本10冊をまとめて借りられる「本の福袋」や子どもたちが手作りした本を展示するコーナーもあって、図書館は、この休みの期間を利用して素敵な本に出会って欲しいと考えています。
■もったいない図書館 館長 緑川 宏子さん
「里帰りされたご家族が、ここにいると一日過ごせるねと言っていただいてとても嬉しい」
物価高で「旅行控え」の動きも見られる今年のゴールデンウィーク。「町の図書館」に出かけてみるのも良いかもしれません。
(04/30 18:52 福島中央テレビ)
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