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キーワードは「乗り物」 GWにお薦めのお金をかけずに楽しめる公園・福島県(福島県)



ことしのGWは「物価高」の影響で旅行やお出かけを控えるという人も少なくないようです。
そこでお金をかけずに家族で楽しめる公園を取材しました。
身近な公園がとっておきの場所に変わるかもしれません。キーワードは「乗り物」です。

いよいよ始まったゴールデンウイーク。最大11連休になるともいわれていますが、大手旅行会社JTBの調べによりますと、期間中に旅行をする人の数は前の年の9割弱にとどまっているといいます。
理由はさまざまですが「物価高」も旅行控えの一因になっているようです。

そこで注目したのが私たちに身近な公園。お金をあまりかけずとも楽しめる公園が福島県内にもたくさんあるんです。
伊達市梁川町にあるやながわ希望の森公園です。
園内には子どもたちが体いっぱい使って遊べるような遊具や、四季折々に咲く花々に囲まれながらピクニックもできて、家族連れで楽しめるスポットです。

その公園にはなんと!公園の周りを走る本物の蒸気機関車、ミニSLがあるんです。さくら1号の愛称で親しまれていて、園内8百メートルを時速5キロの早さで走行します。

燃料は石炭で、本格的。このSLを一目見ようと、県外からやってくる人もいるそうなんです。
心地よい風を感じながら車窓から眺める大自然。なんとも気持ちが良さそうです。

■福島市から訪れた親子・父親
「楽しかった?(娘のうなずき)楽しかった?よかったね(うなずき)」
■父親
「私も昔子どものころ、親に乗せてもらったので、子どもたちを乗せてみたいなと思って連れてきました」

さくら1号は、公園のシンボルになってほしいという思いから1987年に運行が始まり、多くの人の思い出にもなっているようです。
■伊達市の親子・母親
「(夫から)話は聞いていてトロッコ列車みたいな小っちゃいのかなと思ってたら本格的なSLでびっくりしました」

やながわ希望の森公園のミニSLは、土日祝日に運行しています。
片道大人300円 小人(4歳以上)200円・往復大人500円 小人300円です。

続いては、郡山市にある平成記念郡山こどものもり公園です。
東京ドームおよそ3個分の広い公園。
一見すると普通の公園のように見えますが…。
実は、珍しいビュースポットがあるんです。

■井上千沙アナウンサー
「ゴーっという音が大きくなってきました。そして…来ました!新幹線が目の前を走っています。遮るものが何もないので間近で見ることができます。」

走行中の新幹線を間近で見ることができます。駅のホームや橋の上を走っているところしか、なかなか見ることができない新幹線。乗り物好きの子どもにとっては夢のような場所です。

■新幹線を待つ親子・息子
Q、新幹線のどんなところが好き?
「かっこいいところですね」
■母親
「ここは遊びながら新幹線が見られるので、子供が通過音を聞きながら『新幹線が来た!』ってニコニコしてみているのがとてもうれしいです」

物価高で迎えるゴールデンウイーク。
身近な公園が子どもたちにとってとっておきの場所に変わるかもしれません。


(04/28 19:03 福島中央テレビ)

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