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2回目採取の燃料デブリは前回よりも軽い0.2グラム 核分裂で生成されるユウロピウムも検出 東電・福島第一原発(福島県)



東京電力は、原発事故後2回目となる燃料デブの試験的な取り出しで、取り出した燃料デブリの重さが約0.2グラムだったと発表しました。

福島第一原発2号機では23日に2回目となる燃料デブリの取り出しが完了しました。

燃料デブリは建屋内の分析装置に移され、測定の結果、重さは前回取り出した燃料デブリよりも軽い約0.2グラムでした(前回は0.7グラム)。

また、燃料デブリからは核燃料のウランが核分裂した時に生成される放射性物質の「ユウロピウム」も確認されたということです。

東京電力は準備ができ次第、取り出した燃料デブリを茨城県の分析施設に輸送し、その後、1年から1年半をかけて詳しい分析が行われる予定です。


(04/25 07:00 福島中央テレビ)

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