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17日も県内各地で真夏日に 子どもたち守る教育現場の対策・福島(福島県)



連日うだるような暑さが続いています。
17日も県内各地で気温が上がり今シーズン最も暑くなったところもありました。
この暑さから子どもたちを守るため、教育現場ではさまざまな対策がとられていました。

朝から気温が上がりいわき市や会津若松市などでは今シーズン最も暑くなりました。
会津若松市の観光名所鶴ヶ城では日差しを避けるため日傘をさして歩く観光客の姿が多く見られました。

■京都から来た観光客
「こんなに暑い時期だとぜんぜん思ってなかったんで、雨が降らないだけでもありがたいなと思って」
■神戸から来た観光客
「もうちょっと東北は涼しいかなと思ってたんですけど、結構、(会津は)内陸部で(神戸と)同じように暑いですね」

お城の中にある休憩のための茶屋には、水を霧のように出して涼める熱中症対策のミストが。
例年は7月に入ってから設置していましたが、2025年は半月以上早く稼働させました。

■会津若松観光ビューロー天守閣管理課 芥川航大さん
「2025年は余りにもちょっと朝から暑い日というのが2日、3日と続いているので早めに出させて頂きました」

さっそくミストで涼む人も。

■会津若松観光ビューロー天守閣管理課 芥川航大さん
「晴れているということなので、お客様もいっぱい来て下さるのはうれしいのですけれども。お客様には熱中症対策を十分にして会津に来ていただきたいと思っております」

連日、暑さが続く中気をつけないといけないのが熱中症です。

福島市の三河台小学校では教室内を見ると暑さ対策として扇風機だけでなく、クーラーもつけていました。

こちらでは気温28度を目安にしながら、子どもたちの様子を見て冷房を使うようにしています。

そして特に注意しているのが外での活動です。

暑さが見込まれる日は毎日3回、暑さ指数などを計測します。

県の教育委員会が定めた熱中症対策のガイドラインに沿って、暑さ指数が31を超えた場合、外での活動は中止することにしています。

午後1時からの昼休み前に計測したところ暑さ指数は29.5「厳重警戒」の基準です。

測定した結果を共有し外での活動を認めるか協議します。

校長「子どもたちに十分注意して昼休み活動するように放送入れてもらいましょう。17日はとても暑いです。熱中症に気をつけて遊んでいただきたいと思います」

放送で帽子を被ることや水筒を持って行くことを全校児童に呼びかけ。
外に出て遊ぶ子どもたちは帽子で暑さ対策をするほか、こまめに水分補給をしながら、昼休みの時間を楽しんでいました。

福島市立三河台小学校 笠原聡美 校長
「子どもたちをこの暑さから守るというのは私たちも十分気をつけていかなければいけない。子どもたちがだいぶ体調が悪いとかそういう時には迅速に対応していきたいと思いますし、職員にもそのように話している」

18日も県内では気温が上がり真夏並みの暑さとなりそうで引き続き、熱中症などに注意が必要です。

(06/17 18:36 福島中央テレビ)

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