■男鹿海洋高校の実習船が沖合で航行不能に 秋田海上保安部が救助 原因は船のプロペラに絡まった漂流物(秋田県)
1日午前、男鹿海洋高校の実習船が沖合で航行できなくなり秋田海上保安部に救助されました。
原因は船のプロペラに絡まった漂流物でした。この事故で生徒などにけがはありません。
秋田海上保安部によりますと、1日午前10時ごろ男鹿海洋高校の実習船「ナマハゲ」の船長から「プロペラに漂流していたロープが絡まり航行不能になった」と救助要請がありました。
実習船は男鹿半島にある通称ゴジラ岩近くの塩瀬埼灯台から西におよそ17キロの沖合で動けなくなったということです。
山ア記者リポート
「小型のボートに引っ張られた男鹿海洋高校の実習船ナマハゲが船川港に向かってきています」
実習船は午前11時ごろから海上保安部の巡視船にえい航され、男鹿市の船川港へと向かいました。
船には海洋科の生徒5人や教員などあわせて9人が乗っていて釣りなどの漁業実習をしていたということです。
浮きをよけようとしたところ、繋がっていたロープに引っかかったのが航行不能となった原因です。
救助要請から6時間半余り経った午後5時前にようやく帰港した実習船。
この事故で体調を悪くしたりけがをしたりした人はいませんでした。
船に大きな故障はなく海への油の流出も確認されていないため、男鹿海洋高校は2日以降の授業も通常通り行うということです。
(05/01 18:24 秋田放送)
・TOP
Copyright(C)NNN(Nippon News Network)