■岩手県大船渡市の山林火災 家を失った被災者の公営住宅への入居手続き始まる(岩手県)
岩手県大船渡市の山林火災で家を失った人たちが25日、一時的に避難生活を送る公営住宅の入居手続きをしました。
25日朝、大船渡市内にある県の事務所では、大船渡市の山林火災で家を失った人たちが公営住宅に家賃なしで住める許可書と鍵を受け取って、手続きを済ませました。
今回入居する世帯は、山林火災の被害が最も大きかった三陸町綾里・港地区を含めた7世帯の15人。ほとんどがこの土日に引っ越すということです。
蔦京平アナウンサー
「建物、間取り、様々ある中で、被災された方が暮らす部屋のひとつがこちらです。間取りは広くて2LDKで。県から寄付された家電もそろっています。布団と食べ物があれば、すぐにでも暮らせます。」
カーテンや部屋の照明も付いています。鉄筋コンクリート製で、寒さや騒音は震災当時の仮設住宅ほどは気になりません。
どの家も、条件がそろえば最大で3年間、家賃の支払いが免除されます。
県沿岸広域振興局土木センター 橋達也課長
「県営住宅を役立てていただきたいと思っておりますので、一刻も早い入居を進められてよかったと思っております」
県では引き続き、ほかの部屋が空き次第、随時、入居希望者を募集します。一方、別の場所で40戸が建築される「仮設住宅」に住めるのは、ゴールデンウイーク明けだということです。
(04/25 17:58 テレビ岩手)
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